キャノンのインクの種類を説明します

エプソン・HP・ブラザーと並んで、キャノンはプリンター業界の4大メーカーのひとつで、業界内の地位的には特にエプソンと肩を並べる「二強」とも言うべき存在です。ご家庭で使用されているプリンターのうち、この2つのどちらかであることが圧倒的に多い傾向にあります。キャノンからリリースされているインクカートリッジは、4色・5色・6色と3つのバリエーションがあり、冒頭の4社の中でも唯一3つのバリエーションをリリースしており、他のメーカーよりも一歩リードした存在です。キャノンのインクの種類やカラーバリエーションによって、マッチするシーン・印刷物の特徴が異なります。それぞれの特徴と違いをご紹介しますので、ぜひプリンターをご購入する際の参考にしてみてください。

キャノンのインクの種類と特徴について

キャノンのインクのカラーバリエーションは、4色タイプがブラック・シアン・マゼンダ・イエロー、5色タイプが顔料ブラック・染料ブラック・シアン・マゼンダ・イエロー、6色が顔料ブラック・染料ブラック・シアン・マゼンダ・イエロー・グレーとなります。4色のインクカートリッジは一体型で、5色や6色のインクカートリッジは独立型となっています。一体型はブラックとカラー(シアン・マゼンタ・イエロー)の2種類のカートリッジしかなく、カラーのカートリッジに3色のインクが入っています。しかし、5色・6色の独立型はそれぞれの色ごとにカートリッジが分かれています。独立型のメリットは、一体型に比べプリンタの値段が高いものの、インクが切れた際1色ずつ交換できるので、インクのコストが安上がりになり、長い目で見るとコストが安く済むという点です。キャノンは、現在独立型を採用しているプリンタの方が多いです。

用途によって選ぶ・インクカラーの数

それでは、4色・5色・6色をどういった基準で選べば良いのでしょうか。まず、写真印刷の発色具合などにこだわりがなければ4色で良いでしょう。ブラック・シアン・マゼンタ・イエローの4色を使うことでカラー印刷は問題なく行えます。では、反対に6色を使うメリットは、グラデーションなど写真の淡い色の表現が繊細にできる点。プリンタはインクの色より薄い色を表現することができないため、グレーなどの薄い色が必須なのです。ちなみに、キャノンの5色タイプはカラー3色に加えて、ブラックを顔料と染料の2種類に分けて装備されています(6色も同様)。これは、顔料タイプを文字印刷、染料タイプを写真印刷という様に使い分けるためです。そのため、6色の場合は文書と写真の両方をバランス良く印刷できる優れたタイプです。特に写真にこだわるなら、グレーを含む6色を購入しましょう。リーズナブルかつオーソドックスなら5色を購入しましょう。